建物に適した基礎工法を決定するため、敷地の地盤調査(土質試験や標準貫入試験など)が実施されています。
※基礎の設計の基本的考え方
基礎は建物の自重(鉛直方向の力)や地震、風などの外力(水平方向の力)を確実に地盤に伝える必要があります。そのため、地盤調査の結果から建物に適切な基礎工法が選定されます。
STRUCTURE 構造
地盤と構造
地盤の調査
基礎の構造方法
地中の支持層に強固な杭を構築して建物を支える「杭基礎」工法が採用されています。支持層の深さは約33.5m※です。
※標準貫入試験で調整した地盤(支持層)の地盤面からの深さを表します。
※標準貫入試験で調整した地盤(支持層)の地盤面からの深さを表します。
建物強度を高める取り組み
開口部の補強
開口部の四隅は、コンクリートが収縮する時に発生する力や、地震時にかかる力が集中します。そのため、他の場所と比較すると構造上ひび割れが発生やすい傾向があります。このリスクを軽減するために、開口部の四隅に補強筋を追加することで、コンクリートのひび割れを抑制しています。
※柱・梁・スラブとの接合部及び耐震スリット部は除きます。
※柱・梁・スラブとの接合部及び耐震スリット部は除きます。
粘り強さをアップする配筋方法
建物の柱(柱梁の接合部分及び間柱は除く)の部分に巻く鉄筋(フープ筋)を、「溶接閉鎖型」にすることで、建物の柱に粘りを持たせています。この配筋方法によって、地震で生じる押し潰そうとする大きな力に対し、粘り強さを発揮します。
※柱梁接合部及び間柱を除きます。
※柱梁接合部及び間柱を除きます。
耐力壁・床スラブをダブル配筋
耐力壁には、鉄筋を格子状にして2重に組み上げる、ダブル配筋工法が採用されています。ダブル配筋工法はシングル配筋工法と比較すると、壁の強度と耐久性を向上させる特徴があります。また、床のスラブ(土間スラブを除く)も耐力壁と同様にダブル配筋となっており、さらに建物の強度が高められています。
梁貫通孔補強
ダクトなどの配管を梁に通す孔の貫通箇所は補強が行われいます。通常、貫通する孔径の大きさなどにより補強方法は異なりますが、建材メーカーとあらかじめ配筋補強方法などが規定され、確実な施工ができるように取り組まれています。
※地中梁の補強方法は異なります。
※地中梁の補強方法は異なります。
構造スリット
地震発生時に、柱や梁の主要構造部に過度な力がかからないように、壁と絶縁するための構造スリットが設けられています。構造スリットはコンクリートを流しこむ際、コンクリートの圧力によって曲がってしまう場合があります。建材メーカーと構造スリットの製品・施工方法などをあらかじめ規定し、精度の高い施工が行えるような取り組みが行われています。
建物の耐久性
コンクリート品質
住宅性能表示制度をふまえ、以下の基準とされています。
■スランプ※1:18cm以下(コンクリート強度<33N/mm²)・21cm以下(コンクリート強度≧33N/mm²)
■単位水量:185kg/m³以下
■空気量:4.5±1.5%
■コンクリートの施工計画-JASS5(日本建築学会標準仕様書:鉄筋コンクリート工事編)に準拠
※1 これらと同等以上の材料分離抵抗が認められるものにあってはこの限りではありません。
※スランプ値とは、コンクリートの柔らかさを表す値であり、大きさの決まったスランプコーンという器具に詰めたコンクリートが、コーンを引き抜いた後に最初の高さからどのくらい下がるかを測定することで求めることができます。
※コンクリ―トの強度が36N超の場合は、国土交通大臣の認定条件に準拠しています。
※対象部位は住棟(住宅を含む建物)となります。
■スランプ※1:18cm以下(コンクリート強度<33N/mm²)・21cm以下(コンクリート強度≧33N/mm²)
■単位水量:185kg/m³以下
■空気量:4.5±1.5%
■コンクリートの施工計画-JASS5(日本建築学会標準仕様書:鉄筋コンクリート工事編)に準拠
※1 これらと同等以上の材料分離抵抗が認められるものにあってはこの限りではありません。
※スランプ値とは、コンクリートの柔らかさを表す値であり、大きさの決まったスランプコーンという器具に詰めたコンクリートが、コーンを引き抜いた後に最初の高さからどのくらい下がるかを測定することで求めることができます。
※コンクリ―トの強度が36N超の場合は、国土交通大臣の認定条件に準拠しています。
※対象部位は住棟(住宅を含む建物)となります。
設備機器の対策
錆が出にくい飲料水の共用給水管
飲料水の共用給水管には、鋼管の内側にビニルがライニングされた塩化ビニルライニング鋼管が採用されています。継ぎ目の部分には、鉄の部分がむき出しにならないコア内蔵防蝕継手という部材が使用され、サビの発生を防ぐ構造となっています。
耐蝕性に優れた住戸の給水・給湯管
住戸内の給水・給湯管には、耐蝕性に優れ、赤水の発生を防ぐ架橋ポリエチレン管が採用されています。
給気ダクト保温巻き
共用部の給気ダクトについても住戸内同様、全長において結露防止のため、給気ダクトをグラスウールで巻くことで、防露対策が行われています。
外壁タイルの剥落防止対策
有機系接着剤工法
外壁タイル工法は、コンクリート躯体やタイルの動きに追従する有機系接着剤を使用した有機系接着剤工法が採用されています。
※有機系接着剤工法においては、タイルと接着剤の適正な組合せ基準を定める全国タイル工業組合のQ-CAT制度が採用されています。
※有機系接着剤工法においては、タイルと接着剤の適正な組合せ基準を定める全国タイル工業組合のQ-CAT制度が採用されています。
タイル張りの制限箇所
柱と壁との縁を切っている構造スリットは、地震時にはそれぞれ違う動きをするため、構造スリットにまたがって張られたタイルは、浮いたり、クラックが生じる可能性があります。そのため、構造スリット上にはタイルを張らない対策が行われています。また、窓外の上部などで水平方向にタイルを張った場合、落下の危険性があるために、上裏部分にはタイルを張りません。外壁と上裏部分の境界では、L字型のタイルを使用することで意匠性にも配慮されています。
※コンクリートについての説明は、住棟(住宅を含む建物)の壁、床、柱、梁、基礎等に使用されているコンクリートについてのものであり、電気室やゴミ置場等の付属建物、機械式駐車場ピット等の工作物、外構の塀や擁壁、花壇の基礎等、その他エントランスアプローチや駐輪場等土間や杭に使用されるコンクリートは対象外となります。
※掲載している画像、素材(テキストを含む)などの情報は、分譲当時、竣工時、または当サイト制作時に作成、撮影したものであり、実際とは異なる場合がございます。
※掲載している画像、素材などの情報の一部には、イメージが含まれており、実際とは異なる場合がございます。
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